- 36~39℃くらいの微温浴はからだや神経が沈静化し、ゆったりとした気分になります。
- 胸の高さぐらいまで、ゆっくりと入るのが効果的です。
- 心拍減少、血管緊張低下、血圧低下などによりリラックス効果があります。
- 微温浴では、副交感神経が優位になります。
- 夜間は副交感神経が優位になるので、就寝前は微温浴が適しています。
- 微温浴は胃酸の分泌を促進します。
- 血圧の変動、自律神経の反応、血液の粘度を考慮すると、高齢者の場合は微温浴が良いでしょう。
- 42℃以上の熱い湯は、からだに興奮的に作用するので新陳代謝が活発になります。
- 高温浴は、心拍増加、血管収縮、血圧上昇など、緊張状態を高めます。
- 高温浴は、交感神経が優位になります。
- 昼間は、交感神経が優位になるので高温浴が適しています。
- 高温浴は消化管の蠕動運動や、胃酸の分泌を抑制します。
- 入浴中は皮膚の皮脂腺が溶け出しますが、高温ほど皮膚が乾き易くなるので乾燥肌の方には不向きです。
- 発汗、利尿作用のほかに血液の粘度が増すので、動脈硬化の発展した高齢者には不適切です。
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高度の動脈硬化、高血圧症、心臓病の人は42℃以上の高温浴は禁忌(きんき)とされています。